その後も、霊感ウサギとして活躍し、何よりもみんなを癒してくれたラビーは、闘病しな
がらも7年も生きてくれて、最期は子供たちに囲まれ、わたしの腕のなかで10月4日天国
へ旅立ちエンジェルウサギになりました。

それからというもの、ペットロス症候群状態の私は、電車に乗っても涙、職場でも涙、友
達には「ウサギの話はしないでちょうだい!」とふれまわっていました。

そんなある日、マッサージチェアでうたたねをしていたら、怖くないタイプの金縛り状態
になり、見ると、わたしの左前に女の人が立っていて、私の腕にラビーをソッと抱かせて
くれました。
間違いなくラビーでした。
毛の感触がしっかり分かり、ものすごくうれしくて抱きしめちゃったけどすぐにその女性
にまたお礼をいってお返ししました。
後で分かったことですが、霊の世界では動物界の魂を管理する役割の方がいらして、わた
しがあんまり悲しんでいたのでラビーを連れてきてくれたのだそうです。
わたしは、その体験のおかげでその日を境にどんどん元気になりました。

それからは、ラビーのお墓探しを始めましたが、どの霊園も、(ウサギも犬猫と一緒)の
所ばかりで、ウサギだけの所はなく、(ウサギと鳥と亀が一緒)の所はやっと一か所みつ
けたのですが、あまりピンとこなかったので結局、迷った末1年はうちの祭壇に置くこと
にしました。
そして子供たちと相談した結果、今回ヒーリングルームにしようとしている富士の山の家
のお庭に埋めてあげることにしました。

お墓に埋めるときに、また不思議なことがありました。
お骨を土においた時、わたしの涙が泣くより先にぼたぼた落ちだしたみたいになり、いき
なりラビーが急に起こされてビックリした為か、生きていた時と同じような感触でわたし
の首にしがみついてきました。
わたしは、「ごめんごめん、ビックリさせて」と言いながらお土の中で眠ることを言い聞
かせたのですがまだ不安そうだったので、すかさず持って来ていた石(エレスチャル)を
首につけて「心配だったらこの中に入ってもいいよ」と言ってみたら、しっかり石の中に
入ってくれたのか首のしめつけはとれました。
このときからかエレスチャルの中のほうは前より茶色く見えます。

結局、お墓にも入れたし、エレスチャルにも入ったし、お墓参りに行かない時でも、エレ
スチャルが手もとにあるので、とっさの良い判断だったと思います。
そういえば、お墓探しのとき お墓のほかに、身につけるようにアクセサリーにお骨をい
れて持ち歩けるというグッズを見つけました、ラビーは自分から石に入ってくれたので、
さすが霊感ウサギは粋な行動をとってくれたと感心してしまいました。

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